jp-lit-mcp
NDL Search、NDL デジタルコレクション、CiNii Research、J-STAGE、IRDB、JDCat、nihuBridge、国会・帝国議会会議録などを、AI エージェントから横断的に使うための日本語文献探索向け MCP サーバーです。
MCP は検索・取得の道具を提供し、同梱の Skills は「どの DB を使うか」「どんな検索語を試すか」「結果をどう評価するか」を対話の中で補助します。
まず使うアプリを選ぶ
導入でいちばんつまずきやすいのは、アプリごとの MCP / Skills 設定の違いです。まずは使うアプリの手順を開いてください。
前提として、Node.js 18 以上と npm が必要です。
最短の始め方
- 使うアプリの導入手順どおりに
npm installとnpm run buildを実行する - MCP を登録し、必要なら Skills も入れる
npm run smoke:mcpが通ったら、アプリ上で調査を依頼する
最初の依頼例:
文献DBで、近代日本の労働文化について、論文と図書を探してください。
文献DBを始めます。『源氏物語』について調査を始めたいです。最初に見るべき資料と、使うべき DB を教えてください。
文献検証で、この文章に出てくる文献の実在性を確認してください。
何ができるか
- 図書・論文・雑誌記事・会議録・研究データを探す
- NDL / CiNii Books などで所蔵や書誌詳細を確認する
- レファレンス協同データベースの調べ方マニュアル・事例を参照する
- NDL デジタルコレクションの OCR 全文、ページ座標、図版・挿絵を扱う
- 貼り付けた文章に出てくる文献の実在性を確認する
- 調査結果をセッションとして保存し、あとから Markdown / JSON で書き出す
対応 source や MCP ツールの詳細は 技術リファレンス を参照してください。
Skills を使う理由
MCP 単体でも検索はできますが、source の選択、検索語の展開、結果の評価は利用者側で考える必要があります。
jp-lit-research Skill を使うと、検索前に調査計画を立て、必要に応じてレファ協や NDL リサーチ・ナビを見ながら、source と検索語を組み立てます。調査は一回の検索で終わらせず、候補を見ながら次の query や DB を選び直す前提です。
結果を返すときは、書誌情報だけでなく、全文検索の highlights や概要・目次の短い抜粋もできるだけ添えて、「なぜその資料を出したか」が分かる形にします。ページ位置の特定は必要時だけ別ツールで行います。
検索したあとの結果整理にも対応しています。今の結果を並び替える、オンライン公開だけに絞る、前回の結果と差分・共通項を取る、といった操作は、原則として保存済み結果を再利用して行います。今の検索結果だけでなく、過去に保存した検索結果も横断検索して統合できます。jp_lit_search の cache.hit=true は、その再利用元の cache が使われたことを示します。
通常の Skill 導入は各アプリ向けの install guide にある npm run skills:install -- ... をおすすめします。GitHub CLI の gh skill install を使う別ルートもありますが、こちらは上級者向けです。詳しくは GitHub CLI で Skills を入れる を参照してください。
jp-lit-verification Skill は、他サービスの回答や自分の文章に出てくる日本語文献候補を抽出し、実在確認済み / 部分一致 / 非実在の疑い / 混線の疑いに分けて確認します。
詳しい使い方は 使い方ガイド を参照してください。
主な対応先
よく使う source は次のとおりです。
ndl_catalog: 国立国会図書館や所蔵情報を調べる入口ndl_digital: 国立国会図書館デジタルコレクションcinii_articles/cinii_books: 論文、大学図書館の本・雑誌jstage_articles: 学会誌・研究論文irdb: 大学の機関リポジトリnihu_bridge: 人文学系専門 DB の横断検索kokkai_minutes/teikoku_minutes: 国会・帝国議会会議録jdcat: 人文学・社会科学系の研究データjapan_search: 文化財・博物館・地域資料
一覧と実装上の注意点は 技術リファレンス にまとめています。
ドキュメント
- 使い方ガイド: 実際の依頼例、調査フロー、出力の読み方
- GitHub CLI で Skills を入れる:
gh skill installを使う別ルート - 技術リファレンス: source、MCP ツール、環境変数、制約、開発・検証コマンド
- データ利用条件メモ: 外部 DB / API の表示要件や利用条件
- 実装状況: 現在の状態、最近の更新、公開前メモ
ライセンス
このリポジトリのコードは MIT License です。詳細は LICENSE を参照してください。
ただし、MCP がアクセスする外部 DB / API のデータ利用条件は別です。再配布・表示・商用利用の条件は データ利用条件メモ と各提供元規約を確認してください。